B.LEAGUE 2022-23シーズン 第4節 名古屋D戦GAME2 試合レポート

1Q
傾きかけた流れをディフェンスのハッスルで取り戻す

試合の入りは#12モータム、#0橋本らが続けて得点するが、その後ターンオーバーから流れが名古屋Dに傾き追いかける展開となる。

4:32にタイムアウトを請求すると、選手交代を機にディフェンスのスイッチが入り相手の得点ペースを抑えることに成功。

#2ラモス、#4寺園らを中心に速い展開から加点して喰らい付き、5点ビハインドで1Q終了。

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2Q
ターンオーバーが続きリズムを掴めず大量ビハインドを背負う

入りは連続ターンオーバーからアンスポーツマンライクファウルを宣せられて厳しい立ち上がりとなる。

#7中野が交代出場直後に3PTを沈めるも、その後相手の激しいディフェンスを前に思うようにフィニッシュできず後が繋がらない。

#5マーフィー、#12モータム、#0橋本らの3PT、#21ロングのゴール下などで意地を見せるが、名古屋Dに走られて失点を重ね、21点のビハインドを背負い前半終了。

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3Q
反撃の機会を狙うも名古屋Dを抑えられずに点差が広がる

積極的なボールムーブから得点チャンスをつくり出して外角からの得点を狙うが、リングに嫌われて最初の3分間は無得点となる。

さらなるリードを奪われる中ペイントアタックからの得点を試みるも、相手のディフェンスに阻まれて思うように得点に繋げることができない。

何とか反撃の機会を見出したい北海道は残り5分で#1ナナーを投入。
そこから#21ロング、#1ナナーらのインサイドでの得点、#2ラモス、#4寺園らのファストブレイクなどでオフェンスのリズムを取り戻して3Q終了。

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4Q
最後までアタックし続けるが大差での連敗となる悔しい結果に

開始早々に#4寺園がプルアップで得点。
#5マーフィー、#8高橋らも続いてペイントアタックで加点するが、名古屋Dも決め返して点差が縮まらないままオフィシャルタイムアウトへ。

互いに前線から激しいディフェンスを仕掛ける中、#12モータム の連続3PTなどで意地を見せる。

終わり際も#0橋本のアタックからのフリースロー、3PTなどで闘志を見せるも、大きく開いた点差を最後まで埋められず第4節は連敗となった。

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佐古賢一HC

HC

佐古賢一

オフェンスが上手くいかないときこそ、ディフェンスから奮起したい

2Qはターンオーバーから走られ、3Qはリバウンドを意識し過ぎたところを名古屋に突かれて走られて悪循環に陥ってしまいました。

1Qのような、自分たちが走れない状態でも粘り強くオフェンスをしていくことができなかった時間帯は相手に大きく主導権を握られ、そこでゲームが大きく傾いてしまったと思います。

よいディフェンスから速いオフェンスに繋げたいという狙いはありましたが、名古屋に走られた後のオフェンスは、前からのプレッシャーによりリズムを掴むことができず、オフェンスが単発になり、全体的に機能させることができない悪循環から抜け出せない状態でした。

オフェンスが上手くいかない時にディフェンスの強度も落ちてしまうので、このマインドは必ず変えて、オフェンスが上手くいかない時こそもう一度ディフェンスから奮起できるように次節へ向けて取り組んでいきます。

#2 ドワイト・ラモス選手

SG

ドワイト・ラモス

コミュニケーションを積み重ねてチームで成長していきたい

非常にタフなゲームとなってしまいました。
名古屋さんのようなトップチームを相手に苦しい試合展開となりましたが、反省すべき点が多い分、今後に向けて昨日と今日の試合から学べることは多かったと思います。

(名古屋Dは)激しいプレッシャーをかけることで相手に速くシュートを打たせる狙いがあり、自分たちは相手のペースに引き込まれてしまい、このような大差での敗戦となってしまいました。
今日のターンオーバーの多さはメンタル的に受け身になってしまったことが原因であり、チームとして自信と経験がまだ不足していると思いますが、そこを伸びしろとして今後改善していくことで今後チームが成長できるよう全力を尽くしたいです。
自分も含め新しいメンバーも多いので、コミュニケーションを積み重ねてチームで成長していきたいです。

(Q. 現在は厳しい戦績であるがCSを目指すうえで必要なこと)
自信を持つことが重要であると思います。
一人ひとりが自信を持ち、自分たちはやれるというマインドで試合に臨むことによって、相手がどこであっても、個人のパフォーマンスを上げていくことができ、チームへの貢献に繋げることができるようになると思います。

(Q.現在リーグのスティールランキング首位について)
昨季所属していた富山ではゾーンディフェンスがほとんどで、レバンガではマンツーマンディフェンスをすることが多く、マンツーマンディフェンスにおいてプライドをもって守り切る意識で臨んでいることがスティールに繋がっているかもしれません。
ただ、チームが選択するディフェンス戦術にも左右されますし、数字にこだわっているわけではありません。

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