B.LEAGUE 2022-23シーズン 第3節 富山戦GAME2 試合レポート

1Q
富山に連続得点を許し二桁ビハインドを背負う

GAME1とは一転、試合の入りに富山に連続得点を許してリズムに乗り切れない。

北海道は8:14にタイムアウトを請求し立て直しを図ると、#5マーフィーのダンクショット、#8高橋のセカンドチャンス、#0橋本の3PT、などで徐々に追い上げる。

その後も要所で#5マーフィーのバスケットカウントなどで得点するものの、ターンオーバーや相手のビッグマンにペイントを阻まれて思うように得点へ繋げられず、10点ビハインドで1Qを終える。

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2Q
ディフェンスが機能しビハインドを返して前半終了

開始早々に#4寺園のレイアップ、#7中野の3PTなど3ポゼッション連続得点で一気に流れを引き寄せ、ディフェンスの強度も取り戻して反撃を開始。

5:52に#8高橋の得点で逆転に成功すると、#4寺園の躍動でリードの差を広げ、さらに#7中野のテイクチャージなどがチームに追い風を吹かせる。

終盤は富山にイージーショットを許すが、#12モータムのフリースロー、3PTなどで僅かにリードを奪い前半終了。

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3Q
互いに譲らない激しい展開に

入りから意地がぶつかり合う激しい点の取り合いとなる。

#8高橋、#12モータムらのレイアップ、#5マーフィーの3PTなどで加点するが、富山も#16松井、#8デンプスらがタフショットを沈め互いに譲らない。

僅かなリードを維持したまま試合が進むが、終わり際に寺園がジャンプショットを沈め、点差を5点リードに広げて3Q終了。

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4Q
富山の猛追をかわしてホーム2連勝を飾る

開始9秒で#21ロングがダンクショットを叩き込むと、直後#2ラモスがスティールに成功して#12モータムが続けて得点。

富山はタイムアウトを請求するが、フロントからの激しい守備で流れを断ち切らせず、#21ロングがペイントで加点してリードを広げる。

オフィシャルタイムアウトを挟んで富山#3 野崎に連続3Pを許し、1ポゼッション差まで迫られる緊迫した接戦となるが、#12モータムが3Pとペイントショットを沈めて流れを確実なものとし、88-85でホーム2連勝を飾った。

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佐古賢一HC

ヘッドコーチ

佐古賢一

我慢して勝利に繋げられ、チームにとって大きな一勝になった

今日は試合の入りで少しディフェンスの強度が上がらずに、簡単な3PTシュートを決められたところから試合が始まり、重い展開になってしまいましたが、選手たちがよく我慢して、セカンドユニットの選手たちがディフェンスで注力してくれたことで、我々にとって良い展開に戻すことができました。

前半は、ファーストユニットが機能した時間帯もありましたが、セカンドユニットの選手たちが頑張ってくれました。
特に中野選手とロング選手がチームプレーに徹してくれたことが非常に良かったです。
後半も立ち上がりは相手の得点からとなり、少し心配はありましたが、そこで選手たちが我慢しながら、良いシュートを繋いでくれました。
特に第2、第3Qの寺園選手がシュートを強気に打ちに行き、スコアしてくれた時間帯はチームとしても良い展開に結び付きました。

最終Qでクロスゲームになってきた時、ロング選手がインサイドでスミス選手を押さえてくれる部分に関しては安心できましたし、全体的に、オフェンスとディフェンスで我々がやるべきことはできたと思います。
一方で、やるべきことを徹底できなかった時に、富山さんの日本人選手にゴール下で得点されていた点は、最終的に修正しきれたとは言えない、曖昧な形で試合が終了してしました。
ただ、ここは我々の伸びしろの部分になるので、次節からの試合で披露できるように練習に励んでいきたいと思います。

昨日と今日で試合内容は大きく異なりますが、今日は我慢をしながらインサイドに対してのディフェンスを徹底し、勝利に繋げることができたというのは、我々にとって非常に大きな1勝になったと感じています。

■寺園選手について
今日の寺園選手は非常に良いプレーをしていました。
もともとシュートが上手い選手で、今日は彼自身のリズムの中でオフェンス面とディフェンス面の両方でチームに貢献してくれました。
また、ロング選手と一緒に試合に出ている時間帯は、2人の相性が非常に合っていると改めて感じました。2人がコンビとしてプレーし、良い結果に繋がったことはチームにとっても良かった点です。

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#4 寺園脩斗選手

PG

寺園脩斗

試合を通してそれぞれの役割を全員が遂行できた

今日の試合は昨日とは違い、難しい展開になると想定していました。
入りの部分で主導権を握られてしまった部分はありましたが、この2日間、自分たちがディフェンス面で準備してきたことを40分間やり続け、流れが悪い時間帯でもコートに立った選手たちが意識し続けたことで展開を大崩れさせず、結果的に僅差で勝つことができました。
その部分はこの1週間で準備したことを試合で遂行できたので、成長した部分だと思います。

自分自身、今シーズンが開幕してから最初の4試合では、ミスをしないようにと消極的になってしまい、無難なプレーを選択していました。
それが自分の良さを出せておらず、チームにもプラスになっていないと、桜井選手や橋本選手から言ってもらえたので、今節は自分の中で切り替えて、ドライブや思い切りシュートを打つといった自分の良さを意識してプレーした結果、少しはチームの力になれたのではないかと思います。

最後のフィニッシュの部分は決まるか決まらないかは分かりませんが、今節はロング選手と同じ時間帯でプレーすることが多く、シュートが落ちても必ずリバウンドを取ってくれると信頼しているので、思い切ってプレーできました。
ファーストユニットは誰でも得点することができ、セカンドユニットはロング選手を基点に連携を取るといった部分では、1つのチームでも複数のパターンがあることで差別化することができ、それぞれの役割を全員が試合を通して遂行できたことはチームの強みになると思っています。

また、これまでの4試合では、セカンドユニットが出場した時間帯で点差を縮めることができず、逆に点差を離されることが多くありました。
その中で、コートに出ている5人でのコミュニケーションを意識して、お互いに意思疎通ができたことが良いディフェンスに繋がったと思うので良かったです。

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#12 ブロック・モータム選手

PF

ブロック・モータム

苦しい展開からしっかりとカムバックして勝ち切ることができた

今日は、昨日の試合と比べてクロスゲームとなり、苦しい試合展開となりました。

昨日は第1Qで自分たちが主導権を握り、そのまま自分たちの流れで試合を進めることができました。
今日は違う展開となり、流れを掴み切れず、点の取り合いになってしまうといった難しい展開で試合が推移してしまいましたが、そこからしっかりと自分たちがカムバックをして、勝ち切ることができたので、今日の勝利は大きな1勝になったと思います。

■ご家族の存在はプレーにどのような影響を及ぼしていますか?
自分は家族のためにプレーしていますし、家族が目の前にいて、会場で応援してくれていることで、自分の持てる力以上を引き出してくれていますし、いつも本当に支えてもらっています。
また、ファンの皆さんの声援からも大きな力をもらっていますので、とても感謝しています。
ホームゲームでは家族が会場のビジョンに映った時に、会場の皆さんが盛り上がってくれているのもうれしく思っています。

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