攻守ともに高いプレー強度で試合に入り、立ち上がりから主導権を握る。
開始早々に#0橋本、#2ラモスの3PT、#5マーフィーのトランジションからの得点で10-0のランをつくりだすことに成功。
その後も積極的なボールムーブから得点チャンスを生み出し、#8高橋のドライブや3PTで点差を大きく広げる。
終了間際、#21ロングのAND1、#4寺園のアタックで加点して27-9で1Q終了。
入りは#21ロングのゴール下で得点を重ねるが、中盤に差し掛かると富山#16松井、#5ジョンソンらのジャンプショットがペース良く決まり出す。
しかし焦ることなくディフェンスで踏ん張り、積極的にリングを狙って#8高橋のジャンパー、#7中野の3PTなどで得点。
再び自分たちのペースに引き込み、#12モータムがペイントで連続得点を沈めて47-26で前半終了。
前半の勢いそのままに、開始早々#2ラモスがドライブで得点。タフなディフェンスも継続して、相手のターンオーバーを誘い#5マーフィーがファストブレイクから加点する。
その後互いに点の取り合いとなるが、#0橋本、#4寺園の3PTなどで徐々にリードを広げていく。
終始ディフェンスとリバウンドの強度も失わず、#21ロングのセカンドチャンス、#7中野のファストブレイクからの得点などで勢いを継続し最終Qへ。
入りはターンオーバーから相手にイージーショットを許すが、#0橋本の3本の3PT、#2ラモスのスティールからのアタックで加点して20点リードを保ったままオフィシャルタイムアウトへ。
終盤も相手に流れを渡すことなく、#10荒川、#1ナナーらが得点。
さらに#4寺園のジャンプショットで得点を100点台に乗せて、ホームで今季初勝利を飾った。
佐古賢一HC
佐古賢一
チームが良い方向に進むと信じて、明日の試合に挑みたい
最初のクォーターから我々が目指している速いバスケットボールを展開でき、良いリズムで第1Qを終えることができたことが、主導権を握りながら試合を進めることができた要因になったと思います。
今日非常に良かった点は、相手のペイントからの得点を抑えにいきながら、アウトサイドの対策もアジャストしていくという点です。
選手たちも、守備範囲のローテーションの移動距離という部分では大変だったと思いますが、40分間フルに頑張ってくれたと思います。
オフェンスは、速いリズムの中から良いショットを打っていくという狙いで、選手たちがしっかりとシュートを決めてくれました。
今日勝利しましたが、これを継続していくだけだと思っています。
ここまで、練習の内容は非常に良いのですが、試合になると途中からチームが崩れていき、立て直せずに試合が終わってしまうケースが多かったので、1つ勝利し結果を手にすることによって、自分たちの戦い方を精査することができ、良いバスケを継続してやっていくことができると感じています。
選手とスタッフが目指すべきものを共有しながら、前へ前へと進んでいけるように、チームが良い形になっていけるように、そして良い方向に進むと信じて、明日の試合に挑みたいと思います。
■橋本選手について
最終クォーターに停滞した時間帯もありましたが、そういう状況の中で橋本選手が決めた3PT2本が大きかったです。
負担をかけてしまっていますが、キャプテンとしても、プレーヤーとしても、リーダーシップを取って頑張ってくれているので感謝しています。
#5 アレックス・マーフィー選手
アレックス・マーフィー
チームが掲げる目標への一歩目を踏み出せた。明日も高いレベルで戦いたい
非常に良い試合だったと思います。
特に試合の入りで高いレベルのディフェンスができ、そこから試合の主導権を掴むことができました。
準備してきたゲームプランを高いレベルで遂行できたことが、良いスタートを切ることができた要因になったと思います。
その後もほとんどの時間帯でプレー強度を保つことができたので、今日の勝利に繋がったと思います。
今季初めてのスタートでの出場でしたが、自分としては今までと変わらず、常にポジティブに、自分のできることをコートで出そうと思って試合に挑みました。
長いプレータイムをもらうことができたので、その分しっかりと数字として残すことができました。
また、スターターとして、チームにエネルギーをもたらすようなプレーをしなければならないと心がけてプレーしました。
相手にリバウンドで負けるわけにはいかないと思っていましたし、その部分でもチームに貢献したいと思っていました。
ホームのファンの皆さんの前で勝利を掴むことができたことを嬉しく思います。
ただ、まだ自分たちが何かを成し遂げたというわけではないので、今日の勝利はこれからチームが成し遂げるべき目標への小さな1歩目だと感じています。
何より、明日も同じ相手との試合があるので、引き続き高いレベルで戦っていきたいと思います。