りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON 第21節 群馬戦GAME2 試合レポート

1Q

開始直後に#2ラモスが負傷退場のアクシデントに見舞われるが、#4寺園の加点などで渡り合う。
その後もどちらに流れが転ぶか分からない展開の中、#5クリーナーのセカンドチャンスや#34盛實の3PT、積極的なアタックからファウルを誘うなどで互角の戦いを見せ、18-17の1点ビハインドで1Q終了。

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2Q

#6菊地の連続得点でリードを奪い返すと、#15島谷、#34盛實、#5クリーナーの3PTがテンポ良く決まり、オフィシャルタイムアウト前に10点のリードを作り出す。
要所で#14星野がリバウンドを奪うなどで流れを切らさず、相手をロースコアに抑える攻守を続け、ラスト1分#34盛實の連続3PTで群馬を突き放し、31-46の15点リードで前半終了。

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3Q

ディフェンスのギアを上げた相手を前に、最初の2分半は無得点に終わる。
#4寺園の加点が光るが、インサイドを強調する相手に徐々に追い上げられてしまう。
ファウルを奪われて徐々に流れが相手に傾き、群馬#9辻の連続加点で1点差まで詰められて最終Qへ。

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4Q

一進一退の攻防が続き、最初の3分間は互いにスコアレスとなる。
#40ウェルシュがリバウンドで奮闘するなどで何とか流れを繋ぎ止め、#4寺園の加点でリードを死守するも、3:45に群馬#0藤井の4点プレーでついに逆転を許す。
その後も#34盛實の加点などで粘るが、わずかにリードを奪われたまま試合が進行。
ラスト1:06、#4寺園の3PTでリードを奪い返すが、すぐに決め返されて再びビハインドとなり、奮闘叶わず連敗で今節を終える。

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小野寺龍太郎HC

HC

小野寺龍太郎

「前半は昨日の修正点などを踏まえて悪くない内容だったと思います。
特に群馬さんとの対戦では、ディフェンスはもちろんですが、オフェンスでの自分たちのアジャストやアドバンテージの取り方が通常のゲームとは異なるのですが、そういった部分も含めて昨日のGAME1からの若干の調整をし、前半は攻守ともに良いバランスでプレーできている時間帯が多かったと思いますし、その結果リードして終わることができました。

後半は15点リードした状況で入りましたが、群馬さんがどの選手がボールを保持しながらアグレッシブに来るのか、そこに対して自分たちのディフェンスの強度を弱めないようにすることがまずひとつ。そして相手のプレッシャー強度や3PTに対する守り方などに対し、自分たちのオフェンスはシンプルにセットしていくことが後半のテーマでした。

後半に関しては、群馬さんがよりハードに向かってくることは想定していましたが、後半だけで20本のフリースローを与えており、どこまでが仕方のないものだったのか今の段階では判断しづらく、難しいゲームとなってしまいました。

難しい部分はありましたが、その中でも、もっと良いアドバンテージの作り方やオープンショットを決めきること、犯してはいけないターンオーバーをしないなど、自分たちでコントロールできる部分を改善していかなければ、CSに進出するような上位チームに対しては一つ勝つことも難しいです。
自分たちは今そういった部分を学んでいる最中ですが、今日のような上位チームとのクロスゲームを勝ち切れるようにしていきたいです。
バイウィーク明けに宇都宮さんとAWAYで対戦しますが、個人としてのステップアップはもちろんですが、チームとして宇都宮戦に向けて良い準備ができるように、この期間を大事に使っていきたいと思います。」

#4 寺園脩斗選手

PG

寺園脩斗

「昨日と違って前半から、自分たちの持ち味であるディフェンスからのファストブレイクで、前半は良い形で得点が取れており、失点も抑えることができていました。
後半の入りでターンオーバーであったり、チームのルール外のプレーから相手にポゼッションを渡すなどで徐々に追いつかれ、3Qの終わりで15点のリードを1点差まで詰められて終えることになりました。
前半リードして終えたゲームを勝ちきることが、チームとして上位を目指すうえで必要になってくると思っています。
ディフェンスを40分間やり続けられないことはチームとしての課題ですが、今日はそこが出てしまったと思います。」

■年明けに上位チームに勝っている要因をどのように捉えていますか
「自分が感じているのは、今季のチームはHCが求めるバスケットを全員がやろうとする姿勢が見えていることだと思います。
小野寺HCのバスケットは戦術や戦略の決まりごとが多いので、新加入の選手にとっては難しい部分もあると思いますが、シーズン中盤となりチームが成熟してきて、戦術・戦略も浸透してきており、全員がHCを信じてやりきろうとしていることが、上位のチームに勝っている要因だと感じています。

ただ、自分たちは上位チームに対して連勝はまだできていないので、次は2つ勝つことを目指していますし、今日は群馬さんに対して負けてしまいましたが、昨日の反省点を活かして今日はカムバックすることができたのは、チームとしての成長だと捉えています。

バイウィークが明けるとレギュラーシーズン残り23試合、タフな連戦が続くと思いますが、良いゲームではなく勝ち切ること、勝てるチームになる必要があると思うので、チームメイトを信じて23試合戦い抜きたいと思います。」

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