レバンガ北海道のホームゲームをエスコンフィールドHOKKAIDOで開催する。
この夢のような、現実のものとしてなかなか想像することも難しいアイデアは、レバンガ北海道にとって大きなチャレンジでした。

迎えた開催当日。
選手として27年のキャリアを持つ自分自身も見たことのない、鳥肌の立つような初めての景色が広がっていました。
もしかすると、選手たちにとってはこれまでに経験したことのない環境での試合となり、難しさを感じる部分もあったかもしれません。
ただ、レバンガ北海道の選手たちや、シーホース三河さんからのお話を聞いても、選手たちもこの開催を楽しみにしてくれていたと聞きますし、これだけの素晴らしい環境で試合ができることは選手ににとって幸せなことであり、率直にうらやましいなと思いました。

初日であるGAME1はB.LEAGUEの記録を大幅に更新する19,462名、2日目であるGAME2も15,113名と、多くの方にお越しいただきました。
両日これまでに経験したことのない人数で埋まった会場は想像を超える凄さで、この景色を見させていただけたことにも感謝の気持ちでいっぱいです。

バスケ観戦が初めての方も多かったと思います。
特にGAME2はバスケットの面白さをお見せできたのではないかと思いますが、クラブとしては、勝利という結果を届けられなかったことは唯一心残りではあります。

今回、B.LEAGUEをはじめ、北海道バスケットボール協会や多くの関係各所のお力添えがあって開催することができました。
シーホース三河の皆さまにおかれましても、バスケ界にとって例を見ない本開催を共に盛り上げようとしてくださり、感謝申し上げます。

何より、夢のような本開催が実現し、この2日間を無事に終えることができたのは、ファイターズ スポーツ＆エンターテイメントの皆さまのご尽力に他なりません。
ファイターズのスタッフの方々、そしてレバンガのフロントスタッフが本当に多くの時間を積み重ねて、本開催の実現に辿り着きました。
ひとえに、現場のスタッフの方々の努力の賜物だと思います。改めまして深く感謝申し上げます。

年の瀬にも関わらず、両日合わせて34,575名と多くの方がお越しくださり、北海道のスポーツ観戦への熱量を改めて感じることができました。
今回の大きな事例が今後のスポーツ界、バスケットボール界への新しい風となり、さらに盛り上がっていくきっかけとなりますとうれしく思います。

最後になりますが、「レバンガ北海道 Winter Classic＠エスコンフィールド」へのご来場、誠にありがとうございました。

株式会社レバンガ北海道 代表取締役社長　折茂 武彦