釧路市出身、24歳の道産子PG。
昨シーズンはルーキーイヤーながらもリーグ戦60試合にフル出場、平均20分以上プレーするタフさを見せ、シーズンを通してチームを任せられるPGに成長。
バスケットIQの高さや堅実なプレースタイルに加え、持ち前のスピードやハードなディフェンス、積極的なペイントアタックで何度もチームに勢いを与え、シーズン後半にはスターティング5にも定着する存在感を示した。
特別指定選手時代を含め、レバンガ北海道で3シーズン目となる今季は、ドワイト・ラモス選手とともに、クラブ史上最年少となるキャプテンにも任命された。
契約更改会見では「チームの勝利を背負う責任を、今後もっと意識したい」と話す彼に、更なる飛躍が期待されるシーズンが始まる。

ニュージーランドから新たに招聘したモーディ・マオールHCが率いる初めてのシーズンを迎える長崎は、208cmのアジア特別枠エージェー・エドゥや、195cmのオールラウンダー山口颯斗の加入など、全体的なサイズアップを伴う補強を見せた。
中でも注目したいのは、昨シーズンまで滋賀レイクスでプレーし、2024-25シーズンから長崎に加入した204cm110kgの日本人ビッグマン、川真田紘也。
外国籍選手とも当たり負けせず、泥臭くアグレッシブなプレーで滋賀のB1昇格の立役者となり、日本中がバスケに沸いた昨年8月のFIBAワールドカップ2023では日本代表としてプレー。先日行われたパリオリンピックにもサポートメンバーとしてチームに帯同した。
B3からB1までの昇格を支えてきたコアメンバー、#1松本、#4狩俣、#14高比良らに加わり、B1で更なる高みを目指す。