天皇杯2次R 9/22(日) vs.宇都宮ブレックス 試合レポート
試合概要
大会名
第100回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会 2次ラウンド
対戦相手
宇都宮ブレックス(B1・東地区)
開催日時
2024年9月22日(日) 15:00 Tip Off
会場
ブレックスアリーナ宇都宮
試合結果
宇都宮 78-55 北海道
宇都宮 [Q] 北海道
24 [1Q] 16
19 [2Q] 13
26 [3Q] 12
09 [4Q] 14
アーカイブ
試合後コメント
小野寺龍太郎HC
今シーズンの宇都宮さんは昨シーズンよりも試合のペースが上がっていたり、ポゼッションが増えており、昨日の試合では3PTのアテンプトも多く、昨季と比べてより攻撃的なスタイルとなっています。
その宇都宮さんと自分たちはどのように戦うのか、事前の準備もしていましたが、昨日の対戦を見てからプランを固めて今日の試合に臨みました。
特に前半は想定していた以上にペイント内でやられてしまったケースが多く、もう少しフィジカルにファイトしなければいけない場面も多々ありました。
チームのディフェンスにおけるルールにプラスして、1対1の状況で簡単にスコアされてしまったり、イージーなペイントスコアが多く見られました。
後半に関しても自分たちが本来は止めなければいけない状況の3PTを打たせてしまうなど、自分たちがやられてはいけない部分がルーズになってしまったゲームでした。
試合を通して、チームのディフェンスにおけるルールの中で許容してはいけないケースでの得点を許してしまう場面が多くあったので、ディフェンスの強度の部分を向上させていく必要があると考えています。
オフェンスに関しても、フィジカルに負けてボールをもらえない状況や、バスケットを見ずにプレーしてしまう場面が多くのポゼッションで見られました。
どこでアドバンテージを作るのかといったゲームプランの中でのプレーが必要にはなりますが、もっと全員がバスケットに向かいながらプレーをすることが試合を通して必要であると感じました。
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55得点で勝てるゲームはないので、オフェンス・ディフェンス共にしっかり精査して、開幕に向かって良い状態に持っていけるように引き続き練習を重ねていきたいと思います。
#15 島谷怜選手
個人としてもチームとしても、ターンオーバーが多くなってしまったことと、ペイントに入ることがなかなかできず、ペイントでのスコアも少なくなって、攻撃が外に偏って単調になってしまいました。
ドワイトが3PTを決めてくれていましたが、単発の外からのシュートだけでは今日のようなロースコアになってしまいます。
オープンで3PTを打てている場面は作れていたので、そこはしっかり決めていかなければいけないです。
そこの改善はもちろん必要ですが、ペイントからのシュートの方が確率は高いことは明らかです。
しっかりペイントにアタックすることでファウルを獲得してフリースローにも繋がるので、オープンでのシュートの確率を上げることはもちろん、しっかりペイントへアタックすることをチームで意識していきたいです。
自分たちはサイズはないですが、身長とは関係なく、平面でのぶつかり合いに関しては負けちゃいけないと思っています。
サイズがない分は機動力を活かしてより足を動かして、スクリーン一つにしてもしっかり抜けるなど、そういった部分をもっと突き詰めることで、サイズが上回る相手にももっとフィジカルに戦っていけると思います。
今日の試合でもできている時間帯もあったと思いますし、試合を通してしっかりやり通す遂行力の差が課題であると思うので、より意識してやっていきたいです。
今日の試合は点差や内容は相手と差があったと思いますが、しっかりと守れているポゼッションもありましたし、よかった部分は自信を持って、開幕に向けて引き続きチームで準備を重ねていきたいと思います。
#40 トーマス・ウェルシュ選手
今日の試合は良い点よりも課題の方が多かったと思います。
もちろん宇都宮さんは素晴らしいチームですが、その優れたチームにオフェンスでもディフェンスでもやりやすいようにプレーをさせてしまいました。
逆に自分たちは常に受け身でプレーしてしまい、攻守ともに自分たちのリズムを作ることができませんでした。
天皇杯は今日で終わってしまいましたが、このあとリーグ開幕が控えています。
今日の試合を通して学ぶことは多くありましたし、改善すべきことはしっかり改善して、島根との開幕戦に向けてチームで準備していきたいと思います。
自身はこのチームで2年目となりますが、開幕に向けて自分の役割をしっかりと遂行していきたいと考えています。
ディフェンスやスクリーンをかけること、もちろんリバウンドなど、リバウンドの部分では自分がチームの要であると自覚しています。
今後も宇都宮さんのような強豪チームとの対戦は数多くありますが、たとえ最初のクォーターでうまくいかなかったとしても、守備の要として、精神的な柱として、チームを落ち着かせて、残りの3クォーターを巻き返してしっかり戦えるよう、チームに働きかけていくような役割も果たしていきたいです。