このたび、株式会社レバンガ北海道は、湧別町の地域活性化、スポーツおよび健康づくりなどの分野において、相互に協力することを目的として包括連携協定を締結することとなりましたのでお知らせいたします。
なお、湧別町は #81 関野剛平選手の出身地でもあります。

つきましては、本日10月14日、調印式を執り行いましたので、ご報告いたします。

連携・協力事項について

（１）地域の活性化に関する事項
（２）学校教育および社会教育に関する事項
（３）スポーツ振興・健康づくりの推進に関する事項
（４）魅力発信・イメージアップに関する事項
（５）その他、双方が必要と認める事項

湧別町 刈田智之 町長コメント

「湧別町長の刈田智之でございます。
ご縁がありまして、本日、レバンガ北海道様との包括連携協定を結ばせていただくことになり、湧別漁協・阿部組合長とともに同席させていただきました。
折茂社長、横田CEOには、このような機会に同意いただき、ありがとうございます。

本町は関野剛平主将のふるさとで、オホーツク海、サロマ湖に面する農林水産業を基幹産業とする人口8千人の小さな町です。
観光名所「かみゆうべつチューリップ公園」は、毎年5月中旬、約200品種、70万本のチューリップの花が見ごろを迎えます。
このような小さな町から、Bリーグ B1で活躍する、プロバスケットボール選手が誕生したことは大変喜ばしいことであり、名誉なことでございます。
関野剛平選手の益々のご活躍を期待しておりますし、湧別町民挙げてエールを送りたいと思います。

本町では、地場産業の振興はもちろんのこと、スポーツ振興および健康づくり、子育て支援、教育・学力向上などに力を入れたまちづくりを進めております。
私はまちづくりにおいて、様々な主体との協働、企業など民間の方々との連携は非常に重要と考えています。
今回の連携協定は、地域の活性化、教育およびスポーツ振興など5つの項目となります。
お互いがウィンウィンの関係が築ければと思っています。

さて、ホタテの一大生産基地・サロマ湖では、ホタテの稚貝を栽培しオホーツク海にて輪作体制を取っており、ひとつの地域で種苗から水揚げが可能な貴重な地域資源であり、その恩恵を受け本町は発展してまいりました。
本町の漁業水揚げ高の8割はホタテでございます。現在、中国政府はホタテをはじめ日本産水産物の輸入を禁止しており、その影響はホタテの漁獲量制限、販路や価格への影響など、漁業協同組合および水産加工場は非常に大きな打撃を受けています。

関野選手のご両親もサロマ湖で漁業を営んでおりますので、地元湧別のことを気に掛けているのではないかと思います。湧別町産、道内産の水産物は、品質、食感、味、すべてが一級品で、安全・安心でございます。
この後、来場者先着2千人の方に、本町の特産品「ソフト貝柱」をプレゼントいたしますので、是非とも、湧別町産水産物をたくさん食べていただき、関野選手のふるさと・湧別町を応援くださればと思いますし、本町ふるさと納税へのご協力をお願いいたします。

最後になりますが、この包括連携協定が実り多いものになりますこと、さらには関野選手をはじめレバンガ北海道選手各位の益々のご活躍と、Bリーグ B1での優勝を祈念して、ごあいさつに代えさせていただきます。
本日は、誠にありがとうございました。」

株式会社レバンガ北海道 代表取締役社長　折茂武彦コメント

「本日はお忙しい中、お集まりくださりありがとうございます。
本日、湧別町様とレバンガ北海道とで包括連携協定書を締結できることを嬉しく思います。
先般、処理水問題の関係で、湧別町をはじめとする北海道の海産物にも大きな影響がある中で、今回地元湧別町出身の関野選手もチームに在籍している関係からご縁をいただき、クラブとしても積極的にPR協力をさせていただくことで少しでも湧別町をはじめ、北海道の漁業のお力になれればと思っております。

本日も来場者先着2000名に湧別町産のホタテソフト貝柱をプレゼントさせていただいたり、シーズン中さまざまなプロモーションや選手を活用した消費拡大を考えております。
こういった活動をきっかけに湧別町の地域活性やスポーツ振興などにも取り組んでまいりたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。」