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株式会社レバンガ北海道 2022年6月期(第12期) 決算情報

いつもレバンガ北海道への温かいご声援ありがとうございます。
このたび、9月27日に行われました株主総会にて、株式会社レバンガ北海道 第12期決算発表を行いましたので、以下の通りご報告させていただきます。
 
前期(2021年7月1日~2022年6月30日)売上高は、1,074,730,882円と、前々期に比べ137.9%となり、大幅増収と6期連続の単年度黒字を達成することは出来ましたが、シーズン前半のコロナ禍におけるイベント制限(50%の入場制限等)や100%収容の緩和後もお客様の心理的不安の払拭までには至らず、最終利益の目標には届きませんでした。
 
コロナの終息が見え始めた2021年の年末、年内最終戦で100%収容の中、4000人近くのご来場をいただき、2022年に対して機運が高められたところから一転、年明けのオミクロン株による陽性者数の増加により、チームも興行も厳しい状況に陥ってしまいました。
そんな中でも、ブースターの皆さまをはじめとするステークホルダーの皆さまの継続したご支援や応援をいただけたこと、シーズン終了後のファン感謝祭のリアル開催、そして延期を重ねて2年越しに開催できた折茂武彦引退試合において、たくさんの皆様にご支援をいただけたことが、このような厳しい状況の中でも最終的に黒字化できた要因であったと感じています。
 
チームも佐古体制1年目ということで、まずは闘う集団としてのマインドセットを浸透させてくれたことで、勝率は5割に満たない成績ではありましたが、ホームでの勝率は6割に迫る成績を収めることができ、これまで以上に皆様に勝つ姿をお届けできたことは一定の成果が出ていると感じています。
積み上げてきた1年目のスタンダードを高め、新たなシーズンを皆様にご期待いただけるチームづくりができたと思っておりますので、今季はより勝利にこだわるチームの姿をご覧いただければ幸いです。
 
最後になりますが、今季は2026年に新たにスタートする新リーグの審査年度となり、売上12億、平均入場者4000人と、クラブとしては未だ達成したことのない領域にチャレンジするシーズンとなります。
まだまだコロナ前の日常には程遠く、社会情勢も不安定な中ではありますが、北海道から皆様に感動をお届けし、笑顔あふれる社会に貢献していきたいと思っております。まずはこの目標達成に向けてクラブとして全力で邁進して参りますので、今季もより一層のご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
 
2022年9月27日
株式会社レバンガ北海道
代表取締役CEO 横田 陽

 


決算の概況

売上高  :1,074,730,882円(前年比 137.9%)
経常利益 : △10,035,359円(前年比 -27.1%)
当期純利益: 2,736,925円(前年比 14.0%)


売上高推移 


 

Bリーグ6年目の第12期決算において、シーズン後半戦から100%収容による興行開催が実施できたものの、コロナ以前の来場者は見込めず(来場者平均はコロナ以前の60%程度)。
ただし、ダイナミックプライシングなどの変動単価による客単価向上により、チケット収入は前年比146%増。

また、クラブ創立後初のトップパートナーの変更による営業収入増や、既存パートナー企業の継続更新や新規獲得が堅調に数字を伸ばし、業績悪化の企業が多い中でも継続更新いただいたパートナー企業の皆様と、心理的不安が払拭されない中でも会場にお越しいただいたブースターの皆様の協力が大きかったと言える。

また、事業領域の拡大を目指し、新規参入した飲食事業が初年度6000万を越える売上を達成するとともに、不特定多数の方々に飲食を通してレバンガ北海道のPRとのシナジーを達成できたことはこれまでにない取り組みとなった。

 

売上高構成比






 


広告料収入

売上高:522,257,887円(前年比 141%)

パートナー社数(約400社)、営業収入ともに過去最高益となり、当初計画の目標を達成。
依然としてコロナ禍ではあったものの、新規営業獲得に伴う外部パートナー委託、セールススタッフ増など積極的な投資を図ってきたことと、これまでの数年間で見込先を増やし絶えずセールスを継続してきたセールススタッフの準備が、業績悪化の企業が多い中でも増収できた要因であるといえます。

 


興行収入

売上高:213,070,928円(前年比 146%)

50%収容の中でスタートすることが前提であったため、DP(ダイナミックプライシング)を導入したり、価格改定を実施したことで、集客減のインパクトを最小限に留め、後半から終盤にあたり100%収容の中で売上増を高められた。

また、2年の延期を経て実施できた折茂武彦引退試合においても本売上高を伸ばせた要素の一つと言える。
昨季同様、HOME GAMEは1試合中止となったものの、最終売上に関しては、前年比146%と、改めて大変な状況の中、チームへの応援を継続いただけたブースターの皆様に感謝するとともに、Bリーグ参入以降、HOMEでの勝率は過去最高(58%)であり、勝つ姿を多くお見せできたことも要因の一つと考えます。
 

 

グッズ収入

売上高:47,060,696円(前年比90%)

ホームゲーム開催数が前期と変わらない中、売上比90%はシーズンオフのプロモーション不足や、集客減によるものであり、引退試合実施による底上げができた中での減収のため、より厳しい数字であるといえます。
声を出せない中でアパレル関係やEC周りの売上が伸びなかったことも要因でありました。


ファンクラブ収入

売上高:22,434,638円(前年比 91%)

前々期の数字よりも厳しい数字となりました。入会特典の見直しを図り、会場にお越しいただけない方へのメリットも盛り込んだものの、DPによるチケット割引などが特典から無くしたことによる影響も少なからずあったと考えます。


アカデミー/クリニック/ユースチーム収入

売上高:58,009,283円(前年比 116%)

前々期が数字として低かった部分もあり、増額はしていますがコロナ以前と比較すると厳しい数字の印象であります。ただ、スポットイベントやクリニック依頼などは徐々に増えている部分が数字を伸ばした要因であるといえます。
アカデミースクールに関しても、休会や退会が相次いでいた前々期から比較すると、入会は純増したものの、依然としてコロナへの警戒や心理的不安の払拭には至らず、地方展開に関しても期待した入会率には届かない現状でありました。

 


イベント収入

売上高:11,655,287円(前年比 148%)

コロナ禍におけるイベント中止及び延期による実施回数が減った前々期から、道内各地からの依頼が増えてきたことが増収の要因となりました。
2年ぶりに開催したシーズン終了後のファン感謝祭売上に関しても前期実施できなかった分、増収に引き上げられた要因であったと考えます。
 


飲食収入

売上高:66,346,718円(新規事業)

・当初計画値に対しては、50%に満たない売上にはなってしまいましたが、キッチンカー増設を見込んでいた部分や、百貨店催事売上が見込めなかったことが要因となります。
・また、冬季間における大雪など天候に左右される業態のため、悪天候による売上減につながってしまいましたが、新規事業としてある程度の売上インパクトと、間接的な広告宣伝やPRにつながる事業にはなっていると考えます。
 


その他収入(eスポーツ事業、配分金等)

売上高:133,895,445円(前年比 104%)

B.LEAGUEからの配分金及びインセンティブを約9,000万円計上しております。
eスポーツ収入として約3,400万円を計上しております。
その他応援募金などを計上しております.



▲2022年9月27日実施会見の様子

INFO

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