【B.LEAGUE 2022-23シーズン プレシーズンゲーム】9/11(日) バンビシャス奈良戦 GAME2 試合結果
試合概要
開催日時
2022年9月11日(日) 13:05 Tip-Off
会場
中標津町総合体育館(330°アリーナ)
試合結果
レバンガ北海道 85-78 バンビシャス奈良
北海道 [Q] 奈良
17[1Q]16
16[2Q]15
26[3Q]20
26[4Q]27
■PTS(総得点)
#21 ショーン・ロング/20PTS
#5 アレックス・マーフィー/13PTS
#8 高橋耕陽/10PTS
#12 ブロック・モータム/10PTS
戦評
1Q
昨日からスターティング5を大幅に入れ替え、#0橋本、#1ナナー、#10荒川、#11桜井、#12モータムでゲームスタート。
入りから#11桜井を筆頭に泥臭いプレーで挑み、積極的にシュートチャンスを狙う。
5:42には5名全員を入れ替えて#4寺園、#5マーフィー、#8高橋、#21ロング、#66松下がコートイン。
点の取り合いが続くが、#8高橋のジャンパー、#21ロングの連続得点やブロック、#10荒川の3PTでリードを奪い、17-16で1Q終了。
2Q
積極的に得点を狙うが、リングに嫌われる時間帯が続いてやや重たい滑り出しとなる。
そこからクロスゲームとなって一進一退の展開となるが、#0 橋本、#1 ナナーらの得点で食らいついて2点ビハインドでオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明けには#11桜井のバスケットカウント、#10荒川がトランジションで走って得点してリード。
さらに終盤には#5マーフィー、#21ロングら外国籍選手がペイントアタックからフリースローを獲得し、33-31とリードして前半終了。
3Q
入りに#10荒川が3PTを沈めてリードを広げるが、直後に奈良にトランジションと連続3PTを許して5点ビハインドとなる。
タイムアウトを請求して流れを断ち切り、5:25には#21ロングがバスケットカウントを獲得。
続けて#5マーフィーが3PTを沈めてリードチェンジに成功する。
その後オフェンスのリズムを掴んで#7 中野の3PT、#21ロングなどの得点でリードを広げる。
更に28.9には#8高橋のアシストから#5マーフィーがゴール下で得点を決め、#4 寺園のレイアップで8点に点差を広げて3Q終了。
4Q
#8高橋のドライブ、#5マーフィーのダンクショットなどで優位な立ち上がりとなる。
奈良も負けじと#0ジェームスの3PTなどで応戦し、一桁点差のリードを保ったままオフィシャルタイムアウトへ。
タイムアウト明けは#12モータム、#12高橋らの3PTで再びリードを2桁点差に戻して試合終盤に突入。
一時は追い上げられるも、#21ロングや#10荒川のアタックからフリースローを獲得して得点を重ねていき、85-78で今季初勝利を収めた。
試合後コメント
佐古賢一HC
相手のトランジションに対して全員が戻ってディフェンスをしていて、イージーな得点を与える場面が昨日よりも減ったと思います。また我々が目指しているバスケを早い展開の中から色々出せたのは良かったと思います。
今日はチームとしてディフェンスのルールを決めていない場面でやられた場面も多く、そこの戸惑いからコミュニケーションミスやマッチアップミスが多く見られましたがましたが、この部分は東北カップの中で落とし込んでいく予定です。
オフェンスに関しては、3PTを良い形で打てた回数が昨日よりも多くなりましたが、攻守ともに開幕に向けてはまだまだ準備が必要です。
ゲーム勘を取り戻す作業も、もう少し時間がかかるかなという印象です。
動きながら一瞬で判断することができている場面、できていない場面にバラツキがあります。
合流してまだ間もなくコンディション調整が必要な選手もいるので、ゲーム勘、コンディション、どちらも開幕までにしっかり仕上げられるように頑張っていきたいです。
来週からはセットオフェンスの練習も本格的にやっていく予定なので、来週1週間で準備したものを東北カップで精査して、プレシーズンゲームのFE名古屋戦までには全ての準備を済ませて開幕に向かっていきたいと思います。
#1 ナナーダニエル弾選手
8月上旬からチーム練習を開始しましたが、ほとんどの選手がその前から個々で体を動かしていたので、みんな比較的体は動いていて、僕自身も万全な状態でプレシーズンゲームに入ることができました。
オフェンス面では、オフシーズン期間に練習していたことが試合で出せたので、ワークアウトをサポートしてくれたチームスタッフの方々には感謝していますし、そこが結果として得点に繋がったので嬉しく思います。
ディフェンス面では、両親からもらったこの恵まれた体を、コートで体を張って活かすことができたので良かったです。
佐古HCからは僕のフィジカルの強さを評価していただき、自信をもって、相手がサイズの上回る外国籍選手であっても止めてこい、ということは常に言われているので、その部分はできていたと思います。
走って、体を張って、というところから生きてくるんだよ、ということもHCからは言われており、それを体現できた2試合になったと思うので、継続して、そして更に強くなれるように頑張りたいと思います。
個人としては、ゴール下を守ることや体を張ったプレーなど、これまで続けてきたことを継続してこうと思います。
チームとしては、ラモス選手がまだ合流していませんし、成長段階のチームではあると思うので、全員が揃い次第、また1からチームを創っていき、CS出場、そして優勝に繋げることができるように切磋琢磨して頑張っていきたいと思います。
Q.昨季との違いについて
A.昨季もボールを運べる選手はいましたが、今季はビッグマンもボールを運んだり、PG以外のアウトサイドの選手でも、誰でもボールを運べることで、展開はかなり早くなりますし、僕たちビッグマンがリバウンドを取ったときに運べる選手を探さないで誰にパスしてもボールを運べるということは、ものすごくプレーしやすいです。
#8 高橋耕陽選手
今季初の実戦で、チームとしての連携が詰め切れていないとは言え、昨日は勝てる試合を落としてしまいました。
今日のミーティングで、自分たちがなぜB1で戦っているのかをコート上で示し、絶対に勝たなければいけないという話をして試合に臨んだので、まずは勝ったことがよかったです。
初めてレバンガの試合を観てくれた方もいたでしょうし、遠くから足を運んでくださった方もいたと思うので、 今日は勝利できて本当に良かったです。
僕個人としては、今日の出来は50%くらいの感覚です。
ドライブもシュートも意識できましたが、パスかシュートかの判断が甘かったですし、要らない場面でファウルをして相手に流れがいきそうになった場面もありました。
こういった詰めの甘さを改善していかなければチームに貢献できませんし、何のために移籍してきたのかを自分で考えながらプレーしないといけないと思いました。
シュートが外れてしまって色々と考える場面もありましたが、まずはシュートを狙わないとディフェンスも寄ってこないですし、そこからドライブにいくのも自分の強みなので、常にシュートは狙って自分で得点を取っていきたいと思います。
北海道でバスケをするのは約10年ぶりで、北海道に移籍できたことも、北海道でプレーできることも本当に嬉しく思っています。
きたえーるで試合をするのも楽しみです。
ただ、どこでプレーしたとしても取り組むべきことは一緒なので、僕が持っているもの全てをここで出して、チームを鼓舞できる存在にならなければいけません。
それを考えながら、一つでも多くの勝ち試合を皆さんに届けていければと思います。
#10 荒川颯選手
昨日の試合は、僕個人としては気持ちが入り過ぎてしまって、後半は少し改善できましたが、前半は自分の良さをあまり出すことができなかったと思っています。
今日の試合は、昨日悪かった部分を修正することと、それ以上に、自分の良さをどう出していくか、ということにトライしていました。
その意識が、ゲーム中の良いプレーに繋がっていったのではないかと思います。
現段階では全選手が揃っていませんし、ロング選手も試合前日に合流したばかりなので、チームの中での自分の役割はまだ明確ではありません。
ただ、若手選手としてチームに与える影響を大きくするために、積極的にゴールを狙いに行ったり、ディフェンスが寄ってきたらアシストを回すなど、積極性を忘れないようにしたいと思っています。
そうすれば役割がチームの中で明確になっていって、チームにとってもプラスな存在になれるのではと思います。
佐古HCは1~3番まで誰でもボール運びができるバスケを目指していて、僕もボールを運ぶ場面は多くあるのですが、変にPGとしてゲームコントロールしようと考えずに、切り込めるときはアタックするなど、積極性は忘れずにいたいです。
トランジションで自分がボールを持って先頭を走るときも、まず最初にスコアを狙うようにして、それがダメな時に次の展開を考えています。
今後、そういった判断をもっとスムーズにできるようになりたいと思います。