「Challenge with ALL」SON・北海道×レバンガ北海道 連携発表会見実施のご報告
このたび、レバンガ北海道は、公益財団法人スペシャルオリンピックス日本と公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの社会的責任イニシアティブであるB.LEAGUE Hopeが推進しているソーシャルインクルージョンの実現を目指した「Challenge with ALL」の初めてのエリアアクションとして、SON・北海道とレバンガ北海道が2022年7月18日「EKS DAY 2022」において連携発表会見を実施いたしましたのでご報告いたします。
今後、道内各地での普及活動や交流イベントなど相互に連携・協力を強化しながら、北海道におけるSONの周知活動を行なってまいります。
Challenge with ALL SON・北海道×レバンガ北海道 連携概要について
■連携の目的
多様な人々がお互いを認め合い、それぞれの個性を活かすことができるインクルージョン社会の実現を目指し、両者が自治体や教育現場、また地元企業等を巻き込んだ地域活動を通じて、地域社会の課題解決に資することを目的としています。
■連携の内容
(1)レバンガ北海道公式戦におけるパンフレット配布等のSON・北海道アスリートのボランティア体験・SON・北海道アスリートから選手への応援メッセージ製作
(2)レバンガ北海道の選手とSON・アスリートによるゴミ拾い等の社会奉仕活動
(3)高等支援学校の合同訪問・出前授業の実施
(4)レバンガ北海道の選手・コーチとSON・北海道バスケットボールプログラム(函館・旭川)アスリートのオンライン交流イベントの開催
SON理事長 有森裕子 様コメント
「この北ガスアリーナでは、本来2020年2月にSON冬季ナショナルゲームを開催するはずだった場所で、約1年間かけて北海道の大変多くの方に支えられながら準備を進めてまいりました。
残念ながらコロナウイルス感染拡大により中止にはなってしまいましたが、これまでの期間、この北海道においては以前より協力いただいておりました皆様が行動や想いを止めることなく、今日まで繋げてくれたことが本日の「EKS DAY 2022」開催や、エリアアクションの1番最初のご縁がこの北海道であったと思います。
これからもより一層、連携できることを期待しています。」
B.LEAGUEチェアマン 島田慎二 様コメント
「2018年からB.LEAGUEはSON様と連携をさせていただいておりましたが、これまでは本部同士の範囲での活動連携でした。
本活動を一過性のものにせず、全国のSON支部と全国にあるB.LEAGUEクラブが連携を深めていくために今回のプロジェクトが発足し、北海道を皮切りにさらに連携を深めていくフェーズを嬉しく思っております。
これまで以上に活動の幅や深さが出てくると思いますので、本活動を通してさらにSONの取組を知っていただけるように、B.LEAGUEとしても協力していきたいと思います。」
SON・北海道理事長 阿部雅司 様コメント
「北海道は独自のオールオリンピアンという組織があり、アスリートからの情報発信などもさせていただいておりましたが、今回レバンガ北海道との連携により、まだまだ活動自体を知らない方々へ知っていただくきっかけやアスリートの数を増やしていきながら連携したいと思っています。具体的には、レバンガ北海道の選手やコーチの皆さんと一緒に出前授業に訪問させていただいたり、社会奉仕活動や交流イベントをご一緒させていただくことを考えています。
今後、レバンガ北海道と共に、本活動を盛り上げていきたいと思います。」
株式会社レバンガ北海道 代表取締役社長 折茂武彦 コメント
「スペシャルオリンピックスはパラリンピックなどど比べると日本ではまだまだ認知度も低く、障がい者スポーツ自体に対する関心もそれほど高くないのが現状であります。
その中で今回、知的障がいのある方々への理解を深める活動を通して地域の皆様と北海道全域で取り組めるユニファイドな活動を行うことでクラブ理念でもあるより多くの方に感動をお届けし、笑顔になっていただける活動になると考えております。
今後もSON・北海道様と共に連携し、本活動を拡げていければと思っています。」
北海道庁副知事 小玉俊宏 様コメント
「本日ここでの新しい絆が結ばれたことをお喜び申し上げます。
これまで産業、雇用、環境、教育などに携わってきた中で、個々のポテンシャルを引き出す必要性というところやスペシャルオリンピックスの精神でもある、大会だけでなく日常の活動への鍛練を重視するという理念に強く共感しております。
北海道としては本年3月に北海道スポーツ推進条例を制定し、年齢・性別・障がいの垣根をこえて、誰もがいつまでもスポーツを楽しめるように、支える側の人材も育成していきたいと思っています。
本連携プロジェクトが今後全国に展開され、障がい者スポーツへの関心がより一層高まり、多様性や他者を認める共生社会、そして身体をを動かす楽しさや、フェアプレーを尊ぶ社会になれるよう期待しております。」
札幌市副市長 町田隆敏 様コメント
「本プロジェクトの第一弾が北海道札幌での開催であることにお喜び申し上げます。
多様な人々が個性を認めあい、インクルージョン社会の実現を強化するプロジェクトを通して、レバンガ北海道とSON・北海道が社会奉仕活動やさまざまな活動を連携されていくことを札幌市としても大変期待しております。
2030冬季オリンピック・パラリンピック開催を目指す札幌市としても、誰もが分け隔てなくスポーツに参加できる機会を重要視し、さらなるスポーツの普及振興や共生社会の実現に向けて強く取り組んでいきたいと思っております。開催にあたりたくさんの皆様のご協力、感謝申し上げます。」
(▲写真左から、北海道庁副知事小玉俊宏様、SON理事長有森裕子様、SON・北海道理事長 阿部雅司様、折茂武彦、B.LEAGUEチェアマン島田慎二様、札幌市副市長町田隆様 )