株式会社北海道バスケットボールクラブ(現:株式会社レバンガ北海道)2018年6月期(第8期)決算情報
決算の概況
売上高 : 576,294,366円(前年比 131%)
経常利益 : 38,356,717円(前年比 333%)
当期純利益 : 59,748,226円(前年比 181%)
売上高推移
・Bリーグ2年目の第8期決算において、クラブとしては売上高・経常利益はもとより、全部門において過去最高の売上を達成し、2期連続黒字を達成いたしました。
・シーズン来場者数の増加(133.9%増)により、興行収入において売上目標を大幅に達成いたしました。
・チーム補強、エンタメ事業、デジタルマーケティングへの積極投資を行いながらも、各部門の経費管理を徹底し、過去最高の増収増益を達成いたしました。
売上高構成比
広告収入
売上高:209,262,575円(前年比 123%)
・来場者数が増えたことによる広告露出、価値向上によるスポンサーメリットを創出するとともに、これまで兼務であったスタッフの専属化を行うことで、スポンサー企業数が過去最高の200社を越え、
過去最大の売上高を達成いたしました。
興行収入
売上高:192,460,521円(前年比 134%)・今シーズンの平均来場者数は目標の3,500人を上回り、3,743人の平均入場者数を達成、売上高についても過去最大となりました。
・年間入場者数においても、過去最多の112,285人を記録し、リーグ2位の来場者数を達成、さらに1日の来場者数では5/6(日)に行われた試合の6,299人がシーズン最多(日本一)となりました。
・デジタルマーケティングによる新たな客層の発掘、ファンエンゲージの可視化を行うことにより、よりセグメントしたアプローチが可能になりました。
・電通北海道との集客コンサル契約による斬新な企画立案、実施を行うことで、全試合様々なワクワクを創出することで話題性だけでなく、集客に繋がったと考えます。
・外部とのコラボレーション企画(オフィスキュー、北海道日本ハムファイターズ、劇団四季等)
グッズ収入
売上高:48,641,210円(前年比 173%)
・来場者数が増えたことにより、付随するグッズ収入に関しても、過去最高となる売上高となりました。また、小ロットによる制作が可能となり、毎試合真新しいグッズを展開し、
リピーターからも一定の売上を確保できました。
・AWAYでの試合でも販売を行うことで、道外のブースターに対しての販促活動を行いました。
・福袋、オークション、記念グッズ等、様々なグッズ企画を実施いたしました。
ファンクラブ収入
売上高:24,168,500円(前年比 136%)
・ホームゲーム会場での継続した入会促進企画を行うなど、積極的なプロモーションを行なった結果、2017-18シーズン会員数は過去最大の2,391名(前年比 136%)となりました。
・また指定席チケットの確保が難しくなったことによる会員種別のアップグレード(先行販売権取得)が増加した結果、売上高についても過去最大となりました。
アカデミー/クリニック/ユースチーム収入
売上高:14,273,603円(前年比 172%)
・施設確保による新規開校を増やし、アカデミー生徒数が300名を超え、過去最高の生徒数、売上を達成しました。
・コーチングスタッフを増やし、専門的なスキルをPRするため、積極的な営業(学校へのチラシ配布、無料体験会、大会参加)を行いました。
・2018年4月よりU15ユースチームを開校し、強化部門ができたことによるアカデミー生の近い目標ができたことにより、相互にシナジーをもたらしました。
・全道各地へのクリニック活動を積極的に行い、3000名以上の子供たちとの交流活動を行いました。
イベント収入
売上高:11,299,669円(前年比 125%)
・チームのバリューが向上したことと、選手へのプロフェッショナル教育の徹底により、各団体からの有料イベント出演依頼が増えたことと、積極的に参加したことにより収益増を達成しました。
その他収入
売上高:76,188,288円(前年比 123%)
・B.LEAGUEからの配分金 約5,400万円を計上しております。固定の配分金のほか、入場者数に応じたインセンティブなどで前年よりも増加しております。
・2018年3月に設立したeスポーツチーム『レバンガ☆SAPPORO』関連の売上として、約500万円を計上しております。